ボールスライドテーブル  使用上の注意


NSB ボールスライドテーブル は、高精度な機械部品です。 取扱いが不適当ですと、せっ
かくの高精度も無意味なものになってしまいます。ご使用においては、下記の点について
ご注意下さい。

■ スキマの調整
  ・ レールとテーブルのすきまは、適正に調整してありますのでそのままご使用になれま
    す 。 なお、スキマ (与圧量) をする場合には、テーブル側面のスキマ調整ねじを均一
    な締付量になるよう に注意しながら締め付けて下さい。
■ ストローク量とストッパーについて
  ・ ストローク限定型の往復運動ようスライドテーブルです。使用条件 ( 不等な分布荷重、
    振動、スキマ量 )により、若干の保持器ずれが生じる場合がありますので、ご許容スト
    ローク量は、許容最大ストロークの 80 % 以下にすることをお奨め致します。

  ・ テーブル、または、 レールに設けてあるストッパーは許容最大ストローク量の範囲を
    限定しているものです。装置のストッパーとしてのご使用は避けて下さい。

■ 保持器 ( リテーナ ) の耐熱温度
 ・ 玉保持器に合成樹脂を使用しておりますので、使用温度は - 40 度  〜  + 80 度 まで
    の範囲内で使用して下さい。

■ 分解 と 追加工の禁止
 ・ レールならびにテーブルの部品は絶対に取り外さないで下さい。 故障の原因 となりま
    す。

 ・ レール および、テーブルに追加工することは、精度の低下、強度不足、また、異物 の
    混入など、ボ一ル循環機能に悪影響をおよぼしますのでおやめ下さい。なお、どうして
    も必要な場合には NSBへ相談して下さい。

■ 潤滑と防錆
 ・ NSBでは、特別なご指示がない場合、通常 タービン油 ( # 90 〜 # 180 ) を潤滑油とし
    て給油した状態で出荷しておリます。また、グリース潤滑の場合には、リチウム石けん
    基万能グリース ( アルバニア No.2相当 ) を塗布致します。これらの潤滑油は、防錆も
    兼ておりますで、装置などへの取付け終了後、再度塗布するようにして下さい。 また 、
    再給油をする場合には、付着している古い潤滑剤は良く拭き取った後、新しい潤滑剤
    を給油してご使用下さい。