ボールスプライン  【軸の強度】

■ 断面二次モーメントと、断面極慣性モーメントの変化

ボールスプラインの断面二次モーメント ( I z ) 、および、断面極慣性モーメント ( I p ) は、表のとおりです。

設計上、軸の曲げこわさ、あるいは、ねじりこわさを検討する必要がある場合に、ご考慮下さい。

( 単位 : mm )
高精度ボールスプライン ・エコノミーボールスプライン
・スーパースプラインブシュ  
呼び
(軸径)		 断面二次
モーメント
I z		 断面極慣性
モーメント
I p		 型式 断面二次
モーメント
I z		 断面極慣性
モーメント
I p		 軸径
A
( 3条溝 )		 C
( 6条溝 )		 A
( 3条溝 )		 C
( 6条溝 )
6 0.0052 - 0.0104 - LS6 0.0062 0.0124 6
8 0.0175 - 0.0349 - LS8 0.0197 0.0394 8
10 0.0433 - 0.0870 - LS10 0.0557 0.1114 10.4
12 0.0935 - 0.1871 - LS13 0.1551 0.3102 13.4
16 0.2854 - 0.5707 - LS16 0.3616 0.7232 16.6
20 0.7265 - 1.4530 - LS20 0.8742 1.7484 20.6
25 1.8235 - 3.6471 - LS25 2.1314 4.2628 25.8
30 3.7654 3.5546 7.5307 7.1092 LS30 4.3733 8.7466 30.8
40 12.0261 11.4857 24.0521 22.9713
50 29.2070 27.7344 58.4140 55.5915
60 60.4364 57.1919 120.8728 114.5111
80 192.6173 184.1728 385.6368 368.7476
100 467.8028 444.7317 935.6056 889.4634



(1)下図に示すボールスプライン型式 R30A のスプライン軸の、たわみを求めます。






(2)下図に示すボールスプライン型式 FR50C のスプライン軸のみの、ねじり角度を求めます。